もみもみ珍道中

淫靡なおもちゃ箱

イキバトル後日談 〜命のバトン〜

 いかがお過ごしでしょうか、自慰狂です。

 TLで絶賛好評を頂いているイキバトル、皆様はどう言った印象をお持ちでしょうか?

 「目も背けたくなる愚行」、「無関係なペットの命をかけたクズ」等の悪い印象を持つ方も多いとは思います。

 しかし、「イキバトルに人生を救われた人間」がいるという事実も確かにあります。

 今回はイキバトルの後日談として、しもみのイキバトルのその後、そして今に続く物語を記させて頂きます。

 

 さて、イキバトルでの熱戦を終えたしもみ青年でしたが、その数日後にある異常事態が発生してしまいます。

 何が起こったのかといえば、『発熱』です。

 詳しい方も多いかと思いますが、性行為の数日後の発熱といえば、性病の可能性が極めて高いと言われております。

 加えてイキバトルの彼がしもみとイキバトルをする1週間前に別の男性と行為をしていたという情報を仕入れていたので、しもみは恐怖に震え上がりました。

 毎日毎日、性病について調べ、その恐ろしい症状に身を震わせることしかできませんでした。

 周りに相談しようにも、頼れる人などいません。まず『男とイキバトルしたら性病になってしまった』なんてことはどんな信頼してる人でも相談できません………した瞬間に関係が全て終わってしまいます………

 死にたいとは考えていましたが、まさかこんな事で身に危険が迫るとは………「なんでこんなバカなことを………」と泣き崩れる母親の姿を想像するだけで、人生を呪うほど強く後悔の念が込み上げてきます。

 このまま3ヶ月ほど悩み続け、心が限界を迎えた時に、遂に母親に全てを白状しました。

 流石にイキバトルをしたとは言いませんでしたが、性行為のこと、性病かもしれないことを伝え、更に心が限界だった私は、恥ずかしながら、死にたいと思ってること、その理由全てを包み隠さず打ち明けました。

 当然母親は泣きました。

 が、全てを打ち明けた事で、しもみが抱えてる悩み、悲しみ、苦しみを母は理解してくれました。

 普通なのであれば、絶縁もやむなしと言える内容ですが、その優しさで全てを許してくれました。本当に寛容な母親です。

 そして打ち明けた結果、しもみの死にたい病も少しは晴れ、ほんの少し人生に前向きになって生きていこうと思えるようになったのです。

 

 今考えれば、あのバトルはフトちゃんが命を賭して、しもみの人生を変えるキッカケになってくれたのだと思います。

 イキバトルは凄惨な事件でしたが、その中でも、その僅かな命の灯火をしもみを変えるために捧げてくれたフトちゃん……………

 こうやって命のバトンは繋がれていくのです………

 ありがとう……フトちゃん……私は今を生きているよ………

 

 これが「イキバトラーしもみ NEW WORLD イキバトラーフトちゃん」の結末です。

 どんなに辛いことがあっても、次に繋がって人は生きていく。フトちゃんの魂を胸にしもみは今日を生きていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 ちなみに今日の今日まで性病の検査は受けてません。

 

           BAD END……………