もみもみ珍道中

淫靡なおもちゃ箱

彼は変わってしまった

 私は悲しい。彼は変わってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう……松屋のネギ塩豚丼は…………

f:id:SiMo010101:20210508121110j:plain

 

  本日、久々に松屋に行った私は、見慣れた姿が『厚切りネギ塩豚焼肉丼」に変わっているのを目にしてしまった。

 最初はイメチェンかな?とも思った。

 好意的に受け止めようともおもった。

 しかし…………

 明らかにこれはダメな変化である。裏切られた気分だ。

 まずタレの味がかなり変わってしまっている。今までの彼は塩味と酸味が完璧な調和であり、あぁ美味い。と安心できる味であった。

 しかし今の味となっては、酸味が明らかに強い。これはもう誤魔化せない。あまりの酸っぱさに豚汁で流し込んでしまった。

 

 加えて肉の厚さの変化だ。

 名の通り、彼は「厚切り」となった。

 それは祝福すべきことなのだろか?

 否自分はそうは思わない。    

  『厚切り』それは柔らかい肉を厚くカットし口いっぱいに味わう、と言うのが美味なものだ。

 しかし彼はどうだろうか、予算に見合ったちょうど良い肉、それが果たして厚切りにあうのだろうか?

 私は感じた。噛み切りづらいと………

 そして涙を流した。

 

 あぁ…あの彼はもういないのだと……

    今までネギ塩豚丼くんは松屋での二番目の親友だった…

    一番の親友の牛丼君(汁だく、紅生姜山盛り)に疲れた時、彼はいつも寄り添ってくれた。

 しかし今はもう違う。私は突き放されてしまった。

 

 今までありがとう、ネギ塩豚丼君。

 そしてさようなら、厚切りネギ塩豚丼君。

 

 君のことは忘れない………………

 

    (紅生姜はご飯の2倍くらいの量盛るのが好みです。)