もみもみ珍道中

淫靡なおもちゃ箱

射精魔の怪

 週末いかがお過ごしでしょうか、しもみです。

 

 ジメジメした過ごしづらい日々が続く現在、少しでも涼しさを感じてほしいという気持ちから、本日はしもみが入っている寮で顕れる怪人

 『射精魔』

 についてお話しさせて頂こうと思います。

 

 私の住んでいる寮は、原則同じ部屋に2人以上、自慰も自由にできない環境の中で過ごしています。

 そんな過酷な環境の中で、オナニーにふけられる場所といえばもっぱらトイレとなっており、皆、暗黙の了解として個室に篭り息子を慰めております。

 そんなオアシスでとんでもない行動を取る奴が、私の住むフロアには存在するのです。

 

 其奴は自慰の際に発射した『精液』をトイレ、シャワーの壁に『ぶちまけッ!!』そのまま『放置』するのですッ!!

 

 なんて恐ろしい奴でしょう。周りの迷惑も顧みない自己中心的なオナニーモンスター。そんな怪人と私は同じフロアで暮らしているのです。

 そんな悪行に加えて、真っ昼間から自慰を敢行する野獣のような性欲の持ち主ということもまことしやかに囁かれています。とんでもない野郎です。

 ちなみにコレが問題になってから約一年たちますが、いまだに尻尾は掴めておりません。

 同じ階の住人は、この射精魔の影に怯えながら今も生きているのです。身の毛もよだつ話ではないでしょうか…………

 

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 と、ここまでが私の寮に存在する射精魔の情報なのですが、ここからは私しか知り得ない情報を語らせていただきたいと思います。

 

 ここまで読んで、「これ筆者のことじゃないの???」と思った聡明な方々も多いと思います。

 その推理は半分当たっています。

 どういうことかといいますと……

 

  射精魔は

2人』いたッ!!

 

ということです。

 

 この犯行のうち、『白昼堂々自慰に耽っていた』ほうの射精魔は何を隠そう私なのです、射精界のスピードスターを自称する私は、隙間時間を見つけたならば即オナニーをしてしまうので、昼の少ない休憩時間で致してしまう悪い癖があります。その行為がもう1人の射精魔の悪事にブーストをかけた事になってしまったというわけです。

 

 それならば『壁打ち』の方の射精魔はどうなのかというと、残念ながらこれは私ではありません。

 

 そもそも筆者は、入寮2週間目で便器に痕跡を残してしまい、先輩にこっぴどく叱られていたので、痕跡の除去にはこれ以上ないほどに、注意を払う癖がついているのです。

 

 安心してください。しもみは公衆衛生を乱すような下劣では無いのです。

 

 さて同じフロアに2人も自慰狂いがあるということで、いずれ大きなぶつかり合いは避けられないと思いますが、『壁打ち』との直接対決になったとしても、私は絶対に打ち勝って見せます。

 

 自慰狂いの名にかけて……

 

             to be continued…………